沖縄そば
究極の食品衛生システム

サン食品が一日に製造する麺は約6万食。
お客様の要望に応えられるように風味や食感を大切に維持し、
いつ、どこで、どのように生産・流通されたのかを常に把握できる仕組みになっています。
ISO9001-HACCP方式に基づいた衛生管理システムで、
安心・安全な製品を量販店、業務店、学校給食を通して、136万県民の食卓へ。今日もお届けします。


平成16年サン食品は、自社製品の品質向上と安全性確保を可能にしたシステム「ISO9001-HACCP」の認証登録を行いました。そのきっかけとなっ
たのが、海外のお客さまが発した「HACCPの認証を受けていない商品は税関で没収される」という言葉でした。
実際、アメリカやヨーロッパではこれらのシステムの実施を義務付けているものもある。その方式に基づいた商品であれば安全性の確認ができ
税関も通過できるのです。以前から、ISO9001-HACCP方式に着目していたサン食品は、即座に導入することを決めました。
ISO9001とは、品質の国際規格で、消費者から求められる品質に企業が確実に応えていくシステムのこと。
一方、HACCP方式とは、一九五九年米国宇宙計画の一環として考えられた衛生管理システム。
宇宙飛行士が飛行中に宇宙食により食中毒などを起さないように、製造過程において様々な衛生規定を設けました。
結果、微生物の発生を未然に防ぐという方法を編み出したのです。
サン食品で製造される製品は、お客さまの要望に応えられるように風味や食感を大切に維持し、いつ、どこで、どのように生産・流通されたかについて常に把握できる仕組みをつくっています。
いつもお客さまの目線に立ち、安全で安心できる製品を作り続けていきたいと考えています。

HACCP
危害分析

①生物学的な危害:細菌の増殖などによっておこる食中毒の原因となる危害
②化学的な危害:原料に由来する農薬や抗生物質、工場内で使用する洗剤・殺菌剤といった化学物質による危害
③物理的な危害:危険物の混入による危害

重要管理点監視

①危害分析
②重要管理点(CCP)の設定
③管理基準(CL)の設定

④モニタリング方法の設定
⑤改善措置の設定
⑥検証方法の設定

⑦記録の維持管理

花

表題:温度監視システム
温度監視システム

工場内にあるすべての冷凍、冷蔵庫の温度管理を行います。
設定範囲を超えると警報が鳴り、異常を知らせます。
また、定期的に庫内温度の確認も行っています。

表題:製造現場への入室手順
製造現場への入室手順

製造現場へ入場する際には異物混入原因物の持ち込みや製品に影響を及ぼす香水等を禁止し、規定の服装で衛生室入室手順に従って入室します。
入室手順や衛生管理の勉強会により衛生意識を向上させています。

表題:管理基準の確認
管理基準の確認

製造工程中のCCPに設定されている項目を、管理基準に従いモニタリングを行います。
異常が起こっていないかどうか決められた頻度での確認を行います。
異常が確認された場合には定められた方法により措置がとられます。

表題:金属異物のチェック
金属異物のチェック

包装後の製品は金属異物が混入していないかを金属探知機を使って検査を行います。
作業開始前に感度確認を行い、作動不良が認められた場合には正常に金属探知機が作動した時点の製品までさかのぼって再度確認を行います。